GIDの心理面についての対応

性同一性障害GIDの方は、性同一性障害に関する悩みや辛さを他人に打ち明けることは、勇気のいることです。
そのため、相談を受けた際には、勇気をもって悩みを打ち明けた本人の気持ちを受け止め、時間をかけて話を聞くことが大切になります。

自分以外の人に悩みを打ち合上げることにより、自分の話をじっくり聞いてもらえると自分の気持ちを理解してもらえ、受け入れてもらえたという気持ちを感じることができます。

自分の話を聞いてもらえるだけでも性同一性障害の自分自身の性に対する性別違和や周りとの関わりの中でのストレス生きづらさを緩和してあげられる場合もあります。

本人がどのように悩んでいるのか、ありのままを受け入れ認めてあげること、その気持ちに共感的態度で接していくことが、相談を受けた際には必要になります。

本人の考え方を聞き、本人のつらさを受け止め、支持する態度、受け入れ認める姿勢で、本人が性別違和による違和に対してのつらさを軽減していく方法を本人とともに考えたり、性同一障害の手助けをしてくれるグループや専門医療機関などへ行くなどの手助けをすることが、本人の心理面での大切な支援になります。

性同一性障害の心理面の困難は年齢、性格、周囲の環境、治療段階、治療効果、サポートの有無などによっても大きく異なります。

この中でも心理面でのサポートとが必要な時期は思春期になります。この時期はとても大事な時期です。

思春期は身体的に成熟して第二次性徴が現れてきます。性的な興味関心が高まり、容姿にも敏感になり性別や性役割性指向をはっきりと意識し始める時期になります。

思春期は自分自身が何者でであるかという自我同一性の揺らぎを体験する時期でもあります。これらのことも踏まえると思春期は性同一性も揺らぎやすい時期になります。

心理的に不安定になりやすく、周囲の人々の理解や支援が不可欠となります。周囲の理解やサポートが得られずに1人で悩みを抱え続けた場合には、自尊心が著しく低下したらい、抗鬱などの精神症状が現れたりする場合もあります。

そのため悩みを相談できる人がいるか、精神症状やそれによる行動化は見られていないか、精神科などへの通院歴はあるか、などについても状況に応じて確認し、不安定な要素がみられる場合は精神科への受診を勧めたりすることも重要になります。

 

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