宦官(かんがん)①

生きるために男性のシンボルであるペニスを切り落とす。
MTFとは、まったく違った目的ではあるが、命がけの去勢で一旗揚げた宦官を紹介しよう。

20世紀初頭まで中国には、このような厳しい生き方を選んだ宦官という男たちがいた。

4000年の歴史を持つ中国の宦官は、戦いに勝った部族が敗れた部族の子孫を残さないように、男性の捕虜の生殖能力を断ち、女性に手を出せないことを利用して、后妃が住む後宮で働く使用人として重宝された。

時代が経つにつれ、死刑に次ぐ重罪によって、去勢されたものが宦官の主流となってくる。宋の時代には、自分の意思で去勢したものたちを採用し始めた。

唐の時代以降には、君主の側近として国政を動かすなど宦官の出世が注目された。そのため、就職するため、去勢を志願したものが絶えなかったという。明の時代末期には、10万人もの宦官が宮中に仕えていた。

ラスト・エンペラーに仕えた最後の宦官が孫耀庭である。

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