性同一性障害の保険適用について

性同一性障害/GIDの治療については、現在は自費治療(自由診療)が主になります。
※自由診療とは、自由に診療を進めるという意味ではなく、保険証を使わないで自費で治療をしていくと言う意味です。

治療の進め方としては、
①精神療法・・・性同一性障害/GIDの診断をします。
②ホルモン療法・・・MTFの場合は女性ホルモン、FTMの場合は男性ホルモンと別姓のホルモンを投与します。
③手術療法・・・MTF、FTMにそれぞれ必要な手術を施していきます。
例:MTF:睾丸摘出、豊胸、性適合手術(ペニス、睾丸、女性器形成)
FTM:胸オペ(乳腺摘出、乳房切除ともいう)、性適合手術(卵巣・子宮摘出、場合により陰茎形成)

性同一性障害/GIDの診断がなされれば、あとは順番は問われません。

精神科治療の段階においては、保険が適用になります。
○最初に精神科に相談に行きカウンセリングを受けたり診断書をもらうのは保険適用になり保険で診察を受けられます。

○診断書をもらい、その後治療を開始する段階になります。
ホルモン注射をしたり、性適合手術を受ける場合は自費治療となります。

ホルモン治療の際には、副作用のチェックなどのため定期的な採血などの検査が必要になりますが、定期的な検査も経済的には負担になりなかな受けられないのが実情とも言えます。

自由診療のため、病院や医師に抵抗感があったり、ホルモン治療は、既存の治療とは使い方が異なるため、躊躇する医師も当然います。なかなか治療してくれる病院が増えない理由の1つです。

自分の家の近くで治療を受けることができず、何時間もかけて通院する方もいます。 国内などで手術を受けることができないので、海外に行って手術をする人も多いのです。

性同一性障害/GIDの患者さんのためにはよりよい治療を受けるためにも保険適用の治療が望まれます。厚生労働省に性同一性障害/GIDの手術療法を保険適用するよう201112月に要望書が提出されましたが、厚生労働省からは今のところ前向きな回答は得られていません。

 

 

 

 

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