性同一性障害と医療及び法

男性であるのに性の自己意識は女性であったり、女性であるのに性の自己意識は男性であるといった、

「生物学的な性」と「性の自己意識」が一致しない状態のことを性同一性障害といいます。

苦痛や就業上の差別・困難などの社会的機能障害に悩んでいる状況に対し医学的・法的・行政的な対応が行われてきてます。

性同一性障害はWHO(世界保健機関)が定めた国際疾病分類(ICD)に掲載され、日本精神神経学会が「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」をまとめ、医療の対象になっています。

性同一性障害者の性別の性別の取り扱いの特例に関する法律も性同一性障害が医学的な疾患であることを前提として制定されたものです。

日本精神神経学会によれば、「性の自己意識は必ずしも純粋な心理的現象ではなく、脳の性分化という生物学的な基礎を有していると考えられ、性同一性障害における性別は身体と脳において不一致であると推測される」(「性同一性障害の法的性別に関する緊急要望書」2001年5月16日 日本精神神経学会)としますが、いろいろな原因の説があり今だ原因ははっきりとはしていません。

性同一性障害の実態も十分には把握されていませんが、法的な対応に慎重・消極的ならず生物学的・心理的な性別の不一致により苦痛や困難をかかえている方が存在している以上は医学的な対応、法として対応していくことが必要です。

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