性同一性障害の思春期児童について

クリニックの来院患者の年齢層は、FTMでは20歳前後に初診で来院される方が多いです。

高校生で初診に来る方もいます。

MTF30歳代の方が多く、また40代以降の方も多いです。結婚されていたり、お子さんのいる方もいます。MTFの方は社会的対外的になかなかカミングアウトできずにある程度年齢を重ね、考えに考えた末、本来の自分で生きる道を選ぶという方も多いです。

クリニックではホルモン注射や手術などの身体的治療をするため、精神科よりも受診する患者さんの年齢は高くなります。それでも年々患者さんの初診の年齢は低くなる傾向があります。 性同一性障害の年齢が低くなる傾向を踏まえ、性同一性障害のガイドラインが第4版に改訂されました。

性同一性障害当事者は、二次性徴の発来する12歳前後に自認する性別と身体の性別にギャップを感じるようになり、混乱を起こし、学童期には不登校、引きこもり、自殺企図などを引き起こすこともあります。

このように思春期に入り、性別に違和感を強く感じるようになり、日常生活に支障をきたす場合には、二次性徴の抑制治療の導入がガイドラインに追加されたのです。

 

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